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「昭和91年が終わる」

シングルベルのクルシミマスも過ぎ、残すは年越しのみ、といったところか。あっという間に年内最後の更新である。

ここまで来ても尚、年が明けたのはついこの前だ、という感覚は抜けない。ほんとにもう年変わるの? と疑いたくなるほど光の速さで時間が流れている。人生ってやっぱり短いものなんだろうか、と遠い目になる。遠い目が見ている先も、きっとそう遠くはないのだろうなとも思う。

そんな瞬く間に過ぎた1年の疲れを癒そうと、24日・25日は別荘で過ごした。なんちゃって。言ってみたかっただけだ。ただ、賑やかな街から離れて近くにコンビニも店も無い場所でひっそり過ごしていたのは事実である。

23日のクリスマスコンサートをもって2016年の歌い納めも無事に終わり、心と体の流れをリセットしたかった。ちと羽目を外しすぎたが、、

今年は例年に比べて早い歌い納めとなった。思えば今まで、大晦日とお正月はいつも休みなしだった記憶がある。

カウントダウン系のイベントで歌いながら年を越し、Martin‘s Barでそばを食べる、というのがお決まりだった。

ああ、そういえばこんなこともあった。2年前だっけか。

大晦日の日付が変わる時間帯に2本のライブに出演することになり、1本目を終えるとすぐに車に飛び乗って次の会場へ移動。バタバタと挨拶もままならず、2本目の会場に着くなりすぐに本番。無我夢中だった。

そして翌日・1月1日はテレビの特番の生放送。元日ということもあり、道路の渋滞は避けられない為、早くに家を出なければならない。歌の本番の日には重要な睡眠時間が思うように取れなかったが、お正月テンションとでもいうのか、平気だった。

生放送は中継先からの出演で、大晦日の2本のライブも野外だったから、年末年始の2日間はまるまる外で過ごしていたことになる。寒さに弱くてすぐに風邪を引くボクが無事に乗り切れたのもお正月テンションのお陰なのだろうか。

そんな慌しい年越しに比べると、クリスマス前に全部のステージが終わるというのは落ち着いて新年を迎えられそうな予感がする。

しかしながら、2017年は歌い初めも早い。2年ぶりに元日から歌う。

宮崎にお住まいの皆さまはきっと誰でも観れますよ。詳しいことはホームページでまたお知らせするとして。

さてさて、ありきたりではあるが、年内最後の更新だから一年の総決算をしなければならない。

豪速球で過ぎ去った1年だけれど、いろんなことがありましたね。今年は特に、ボク自身も、周りも変わった印象がある。

幕開きは成人式。来賓として出席したワケじゃあ無い。まったく失礼しちゃいますわね。

自分の成人式で、自ら歌った。新成人が式典のアトラクションを務めるのは初めてのことだったらしい。一生に一度しかないイベントでの大変光栄な出来事である。

そして2月には福岡での活動が広がるきっかけとなる人物と出逢う。

筑紫野市文化協会が主催する文化祭に出演した時、ボクのステージを見て気に入ってくれた方がいて、それ以来、その方が各所にボクを連れて売り込みに行ってくれたり、ボクのいないところでもプロフィールを配って宣伝してくださっていた。

そのお陰で多くの福岡でのイベントに呼んでいただけるようになった。10月に太宰府市文化ふれあい館で開催された「甦る!昭和歌謡」やCSFケーブルステーション福岡さんの2ヶ月に及ぶ密着取材などにも繋がった。

そんなこんなで夏から歌い納めの12月23日に至るまで、丸一日休みという日が月に1、2日程度の日々。これ以上ありがたいことは無いのである。

すべての出逢いに、ありがとう。

2016年に、ありがとう。

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